福島県南会津【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、昭和56年には国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されています。かやぶき屋根の家々が並ぶ街道を歩いていると、「よってがさんしょ」と店の人が会津弁で声をかけてくれ、南会津の人たちの人柄にも触れることができます。また、蕎麦や田楽をはじめとした南会津のおいしいものが食べられる飲食店もあります。江戸時代当時の姿をそのまま残すこの宿場町を歩くと、どこか懐かしく、穏かな気持ちになれるでしょう。この宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観の保存にと伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいます。
江戸時代の風景を今に残す「大内宿」は、茅葺き屋根の家が連なる冬の絶景。 雪に包まれたノスタルジックな光景に癒されます。
大内宿ゆきまつり
日本一の団子さしや打ち上げ花火、歌謡ショーや太鼓演奏など2日間に渡りイベント盛りだくさんのお祭り。雪灯籠の明かりに照らされた大内宿は、幻想的な雰囲気に包まれます。夜の打ち上げ花火も必見です!